身体的マイノリティーを持つ方々への差別的な表現、及びに、不適切な言語の使用について、改めてお詫び致します。
不快な表現が多々あったかと思われますが、全て私の力不足が原因です。
不適切な言語に関しては、代替言語に変更すれば良いのだと判っているのですが、時代背景等に対するこだわり故、あのように一部伏字を用いての使用とさせていただきました。無用で不快なこだわりと言えば、それまでなのですけれども。
本当に、申し訳御座いませんでした。
以下、解説のようなものを記しておきます。
亜麻色の髪はブロンドヘアのことであって、茶髪のことではありません。この背景色が、亜麻色(に、近い色)です、一応。
また、蒼玉なのですが、これはサファイヤの和名です。判り辛くてすみません。
セルロイドは合成樹脂(プラスチック)の一種で、象牙の模造品として使われていました。可燃性の為、現在では殆ど使われていないそうです。
日本でかつて行われていた徴兵制度における丁種合格とは、実質不合格を意味しており、兵役は免除されていました。しかし丁種合格者は、一人前の成人と見做されない風潮があったそうです。
勝之助の場合は丙種合格(国民兵役は免除されない)の可能性もあるのですが、正確にどちらと判断出来る材料を持ち合わせておらず、また話の都合上、丁種として扱わせて戴きました。すみません。
また、かつての日本では、身体欠損等を抱えて産まれて来た乳児を、死産扱い(間引き)にしていたという話もあります。昭和の初期には、まだその慣習が残っていたかもしれません。こちらに関してもあまり詳しくなく、こうと言い切ることが出来ないのですが。
上記の、解説という名の言い訳を、作中に盛りこめていれば良かったのですが、恐らくかなり不足していたろうと思います。
本来であれば、このようにあとがきに載せるのはいかがなものかと思うのですが、誤解を生じてしまうよりは、と思い、載せることに致しました。
最後になりましたが、拙作に最後まで目を通して頂き、本当にありがとうございました。
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